SILS、記す。

早大生2人、カナダと台湾に留学します

台湾の病院デビュー!?(後編:どうにか診察完了!)

どうも!アヤネです。

台湾で病院に行ってきました。

 

台湾の病院デビュー!?(前編:保険が役に立った話) - SILS、記す。

から続いています)

 

寮の近くからタクシーに乗っていざ病院へ!

と書くのは簡単ですが、本当は怯えまくって日本を出る時に友達がくれた手紙を鞄に入れてお守りにしました笑

 

16分、215元(日本円にして750円くらい)で到着。

緊急外来や入院施設もある大病院です。

予約時間の5分前とかなりギリギリの到着になってしまって焦りつつ皮膚科病棟へ。

中は日本の大病院となんら変わりない病院でした。使われてるのが中国語なだけ。漢字は大体一緒なので簡単に見つけられました。

 

って、受付がない!どこまでも続く診察室。

各診察室の前にモニターがあって、今呼ばれてる番号のほかに、順番待ちの人の番号と名前が表示されていました。ハイテクだなぁと感心したものの

 

あれ、私予約とる時に名前言ってないよな・・・

 

どうしていいかわからないし聞けそうな人もいないし・・・と焦っていたら、診察し終わった人について看護師さんが出てきたので呼びとめました。

 

「すみません。電話で16時に予約したのですがどうしていいかわからなくて」

「初めてですか?初めての人は16時より前に受付を済ませる必要がありますよ」

「えっと、初めてなんですが」

「じゃあ今日は診察できませんね」

 

パタンと扉を閉められました。

待合室の人々もちらちらとこちらを見ています。

 

えー・・・どうしよう。辛いぞ。

自信をもって言えるけど、16時までに受付なんて一言も言ってなかったよ。

泣きそうになりながらとりあえず退散。外に出て保険会社の人に再び電話をかけて事情を説明します。

 

保険会社の人、緊急案件扱いで動くのでどうしましょうか、と言ってくれます。

症状がひどくなるばかりなので今日中にかかりたいと言うと、一旦その場で待機して連絡を待ってくださいとのこと。

10分くらい待ってから電話がきて、2軒目の病院に確認が取れたので向かってくださいと言われました。

ひと安心。

またタクシーに乗って次の病院に向かいます。

 

今度の病院はこじんまりとした診療所でした。

入るなり

「こんにちは。〇〇さんですか?保険会社の方から連絡を受けました」

と受付のお姉さんに声をかけられました、が、なんと日本語!

久々に言語が100%通じる感覚に不安だった心も和らぎます。

 

書類記入を終えるとすぐ診察室に案内されました。

優しそうなおじいちゃん先生、患部を見せるとふふっと笑って一言。

「ひどいですね」

そりゃあひどくなかったら来ませんよ!!!

そして黙々と紙に処方を書いて薬の飲み方を教えてくれます。最後の言葉は

「ここ、虫が多いですね」

でした・・・

 

そうしてもらった薬がこちら↓

 

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こわ・・・これ本当に飲んで大丈夫なやつなのかな?

青い薬、日本にもありますか?私は見た事ないのだけど。

腫れを抑える飲み薬とのことでした。

 

保険のおかげで診察料も処方料も払わずに済みました。

場所によって違うようですが、今回行った診療所はまとめて申請しておきますとタクシー代までその場でキャッシュバックしてくれました。ありがたい。

 

こうして、なんとか台湾で病院に行って薬をもらうことができたのでした。

眠気の副作用があるみたいでなんだかぼんやりしていますが、腫れも痛みも引いて今はちょっとかゆいな~くらいになっています。

 

ちなみに、2軒目の病院から帰るとき、近くに日本人学校があるのを発見しました。

だから日本語対応だったんですね。

 

留学中はもちろん健康第一ですが、万が一病院にかかる事態になっても落ち着いて行動したいですね。

まずは保険会社に連絡。大変助かりました!

皆さんぜひ活用してくださいね。

 

アヤネでした~